Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

1988年

仲村知夏「Blacklist」

仲村知夏「Blacklist」(1998年/レーベル追記予定) 作詞:田中俊、作曲:杉山洋介、編曲:追記予定 どちらかというとロック/ポップス色の印象が強いアーティストであるが、本曲のようにしっかりビートが入った作品も少なくない。連打されるキックと、同じ…

てつ100%「グシャグシャ恋ROAD」

てつ100%「グシャグシャ恋ROAD」(1988年/CBSソニー) 作曲:上綱克彦、作詩:サエキけんぞう、編曲:中村哲 ファンク系のエレクトロ歌謡というか、完全にファンクなのだが、何故かエレクトロ系の曲とつなぎたくなる。そしてうまくつながると盛り上がるので…

生福「酸素でルルル」

生福「酸素でルルル」(1988年/CBSソニー) 作詞:生福/深井真里、作曲:生福 3拍目のベースが少し遅れ気味になる絶妙な打ち込みや、サビ部分でスネアが二重っぽく(?)なる部分、更にうまいこと混ざっているギロなど聞き所が多い。ボーカルとの絡みではA…

森高千里「出たがり」

森高千里「出たがり」(1988年/ワーナー) 作曲:斉藤英夫、編曲:斉藤英夫 昨日の記事でブラスのタイミングのことを考えていた際、この曲のことを思い出した。ブラス(的)なタイミングで入っている音はシンセサイザーで、昨日の曲と比較するとアタックは…

KEDGE「Chime」

KEDGE「Chime」(1988年/NECアベニュー) 詞:杉本直子、作曲:冨田恵一、編曲:冨田恵一 現在では「冨田ラボ」として有名な冨田恵一氏のデビュー作。不思議な曲で何故グルーブ感があるのかうまく説明できないのだが、おそらくスネアというよりは小気味よく…

伊東たけし「Famous」

伊東たけし「Famous」(1988年/Sony) 昨日に引き続き、伊東たけし氏のアルバム「T.K」から。このアルバムはどうやら本来のファン層であるフュージョン界隈ではそれほど評判が良くないようなのだが「非4つ打ちのエレクトロ・ミュージックファン」には聞き所…

伊東たけし「COWBELL」

伊東たけし「COWBELL」(1988年/Sony) 元来フュージョン分野の方であるため、展開に無理がなく打ち込みのグルーブ感も非常に自然。ドラムの音はアカイのリズムマシンと思われる。キックは置いてくるようなタイミングで、スネアは力を入れて打っている姿が…

ダウンタウン「Friends」

ダウンタウン「Friends」(1988年/CBS・ソニー) 作詞:島武実、作曲:井上ヨシマサ、編曲:小野沢篤 ジャンル分けに困ったが、爽やかで明るいシンセの音が特徴的なことからひとまずニューウェーブ系とした。ビートは入っているものの比較的弱め。スネアは…

中山美穂「人魚姫」

中山美穂「人魚姫」(1988年/キングレコード) 作詞: 康珍化、作曲: CINDY、編曲: ROD ANTOON 1音1音表情を変えるスネアに引き込まれる。拍数を16で数えるならば、曲の始まりから2拍目、6泊目、12拍目、14拍目については高らかに鳴るスネア、4拍目、8拍目、…

鮎川麻弥「SMILE」

鮎川麻弥「SMILE」(1988年/キングレコード) 作詞:鮎川麻弥、作曲:杉山卓夫、編曲:杉山卓夫 淡々としたスネア+ベースとシンセが同時に鳴る部分の組み合わせがグルーブ感の肝となっている。ポイントで入るエンソニック系のブラスの使い方も上手い。前向…

生稲晃子「麦わらでダンス」

生稲晃子「麦わらでダンス」(1988年/ポニーキャニオン) 作詞:秋元康、 作曲:後藤次利、編曲:後藤次利 Aメロに8分音符で入っているシーケンスフレーズというかバッキングが秀逸。程よい揺れでタメのあるスネアとの相性が良い。サビではボーカルのリズム…

3dl「From Still To The Birth」

3dl「From Still To The Birth」(1988年/NECアベニュー) 作詞:キャズ・カワゾエ、作曲・編曲:吉澤徹 宇宙空間を疾走するかのようなストリングスと柔らかなボーカルが曲の主役で、聴いた後に圧倒的な多幸感を覚える。曲の中盤からはベース音やリングモジ…