Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

1989年

谷村有美「頑張れブロークンハート」

谷村有美「頑張れブロークンハート」(1989年/ソニー・ミュージック) 作詞:戸沢暢美、作曲:西脇辰弥、編曲:西脇辰弥 タイミング・サウンド共に自信満々、100点満点でお勧めできるスネアである。アタックが強く、上から下の帯域までぎゅっと音が詰まって…

磯部恭子「不純?」

磯部恭子「不純?」(1989年/ポニーキャニオン) 作詞:岩室先子、作曲:羽田一郎、編曲:羽田一郎 全体的に歌謡曲風味というか最近の文脈でいうと和ブギーの範疇に含まれると思われるが、本ブログで紹介したのはDX-7Ⅱのベースがキラリと光る名曲であるのが…

小西麻衣子「Mr.Juggler」

小西麻衣子「Mr.Juggler」(1988年/Victor) 作詞:小西麻衣子、作曲:小西麻衣子、編曲:武部聡志 ここ1年ほど定価の10倍~20倍の値段で取引されているレコード。確かに今の時代に合ったブギー感で、若干ラテン調のリズムにビリビリしたシンセはまるでAnge…

今井優子「ダイヤモンドは傷つかない」

今井優子「ダイヤモンドは傷つかない」(1989年/キングレコード) 作詞:亜蘭知子、作曲:羽田一郎、編曲:鳥山雄司 アルバム「殺したいほどTONIGHT」より。「殺したいほど~」のシングルは以前本ブログで紹介したが、こちらの曲も良い。一聴してまず耳に入…

「Candee, 佐藤竹善」I feel Coke 1989(ダンス編)

「Candee, 佐藤竹善」I feel Coke 1989(ダンス編) 作詞:溝口俊哉、遠崎真一、作曲:佐藤竹善、編曲:佐藤竹善 前半はタイトなスネア、後半から徐々に重めの長いスネアが顔を出してくる。いずれにせよスネアがグルーブ感の中心。女性ボーカルは早逝したCan…

ワッPズ「セント・ジュエルを探せ!」

ワッPズ「セント・ジュエルを探せ!」(1989年/日本コロムビア) 作詞:森由里子、作曲:タケカワユキヒデ、編曲:山本健司 アニメ・新ビックリマンの主題歌。ビックリマンの主題歌としてすぐ思い浮かぶのはスーパーウォーズであるが、本ブログ的にはこの「…

斉藤由貴「In my house」

斉藤由貴「In my house」(1989年/ポニーキャニオン) 作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:崎谷健次郎 ハウスに傾倒していた時期の崎谷健次郎氏の作品で、味のある和製アシッドハウスである。というわけでキックは4つ打ちでエレクトロ・ビートではな…

荻野目洋子「Postcard from paris」

荻野目洋子「Postcard from paris」(1989年/Victor) (作詞:Preston Glass※、作曲:Preston Glass) ※ 日本語の歌詞部分については追記予定 冒頭の浮遊感あふれるサウンドが抜群の分離感。ビートは40秒あたりから入るが、ウェットなベースと適度に引き締…

田辺一鶴「究極の選択」

田辺一鶴「究極の選択」(1989年/トーラス) 田辺一鶴、作曲:The JG’s、編曲:The JG’s 部分的にピッチを変化させた声にエレクトロっぽさを感じる。スネアは典型的な2拍目と4拍目に変化をつけたタイプのもので比較的単調だが、とにかく声が個性的で最後ま…

PSYCHO HYSTERICS「SMILE」

PSYCHO HYSTERICS「SMILE」(1989年/テイチクエンタテインメント) 作詞・作曲・編曲:PSYCHO HYSTERICS ハネたスネアとハットはエレクトロよりニュー・ジャック・スウィングに近い。恐らくYAMAHAのリズムマシンで作っているものと思われるが、このスネアと…

今井優子「殺したいほどTONIGHT」

今井優子「殺したいほどTONIGHT」(1989年/キングレコード) 作詞:松井五郎、作曲:中崎英也、作曲:鳥山雄司 冒頭からラテンフリースタイルっぽいオケに軽めのスネアが気分を盛り上げる。スネアは4回に1回破裂音が強めの音色になるところもポイントが高い…

森高千里「ザ・ストレス」

森高千里「ザ・ストレス」(1989年/WEA Japan) 作詞:森高千里、作曲:斉藤英夫、編曲:斉藤秀雄 完璧なエレクトロビート。キックとスネアのタイミングが抜群であることに加え、スネア4回ごとに入るクラップや、ビートに合わせて左右に振れるノイズ系のハ…