Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

斉藤由貴「In my house」

斉藤由貴「In my house」(1989年/ポニーキャニオン

作詞:谷山浩子、作曲:崎谷健次郎、編曲:崎谷健次郎

 

ハウスに傾倒していた時期の崎谷健次郎氏の作品で、味のある和製アシッドハウスである。というわけでキックは4つ打ちでエレクトロ・ビートではないのだが、ミドルスクールな雰囲気が本ブログで取り上げている楽曲と似通っており、ミックスするにも相性が良いため敢えて紹介した。

さて、内容はと言うとTR-808のリズムにTB-303のベース、KORGのエレピというお約束のサウンドの上に「何と間違えたんですって?そそっかしい人ね、ここは私の家よ!」という意味不明なセリフが乗るというかなり混沌とした内容で、個人的にはとにかく大好物の作品に仕上がっている。

 ちなみに崎谷氏の仕事はこの時代の邦楽とは思えないほど音がスッキリとしていて心地よく、現代の楽曲と混ぜても遜色がないところが素晴らしい。

 

こちらでサンプル版が聞けます。)