和エレクトロ We Trust in

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

F.O.E「DECLINE OF THE CITY」

F.O.E「DECLINE OF THE CITY」(1986年/テイチク)

作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣

 

厚いシンセリフにノックの効いたベース兼リズムパートのような音、スネアのデュレーションも完璧で、気持ちよくリズムに乗れる。テンポが遅いのに没頭してしまうような雰囲気になるのは打ち込みの上手さゆえか。

ちなみに一聴して感じるように、この曲は少女隊の「Forever」(ESCPEに入っている細野さんミックスの方。リンク先の大体12分半あたり~)にとても良く似ている。というか、ミックスするとピタリと一致するのである。とくに「Day & Night...」の下りが冒頭のシンセリフとマッチするので、興味のある方は是非お試し頂きたい。

 

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てつ100%「グシャグシャ恋ROAD」

てつ100%「グシャグシャ恋ROAD」(1988年/CBSソニー

作曲:上綱克彦、作詩:サエキけんぞう、編曲:中村哲

 

ファンク系のエレクトロ歌謡というか、完全にファンクなのだが、何故かエレクトロ系の曲とつなぎたくなる。そしてうまくつながると盛り上がるのである(特に自分が)。これは歌の巧さや楽曲の良さ、そして引き締まった音が大音量で映えるのだと思われる。全パート良いのだが特に聞き所は菅野よう子氏のピアノか。なお、曲の雰囲気は2010年ころに発売されたアジカンの「迷子犬と雨のビート」に似ていなくもない。

 

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Hip Up「肉感アルバイトニュース」

Hip Up「肉感アルバイトニュース」(1982年/Kitty)

作詞:作曲:編曲:追記予定

 

ダブっぽさを感じさせるボーカルに、転んだリズムで鳴るベース。ここにチープなスネアが交じる。シーケンスフレーズと相まってなんとも言えない哀愁が漂う。全体的なサウンドはカセットテープに録ったような雰囲気で小学校からの帰り道を思い出してしまう。なお、この曲は「THE GREAT SHOW」というアルバムに入っているのだが、他の曲はあまりこんな空気感ではなく、どちらかというとコメディ寄り。

 

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谷村有美「頑張れブロークンハート」

谷村有美「頑張れブロークンハート」(1989年/ソニー・ミュージック)

作詞:戸沢暢美、作曲:西脇辰弥、編曲:西脇辰弥

 

タイミング・サウンド共に自信満々、100点満点でお勧めできるスネアである。アタックが強く、上から下の帯域までぎゅっと音が詰まっており、リリースが自然でうっとりと聞ける。ベロシティは1回ごとに強→弱がついており、タメとリリースのタイミングがぴったりとどこから見ても完璧なスネア・ワークといえる。

もちろんベースなどその他の音も良いが、この曲はスネアの曲である。

 

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Pazz「Womanh」

Pazz「Woman」(1987年/CBSソニー

作詞:岩田雅之、作曲:岩田雅之、編曲:岩田雅之

 

ベロシティの効いたシーケンスフレーズにBPMに合わせたリバーブ。お手本のようなプログラミングで、この一つだけで十分なグルーブ感がある。淡々としたベースが落ち着いた曲調にマッチしており、スネアのタイミングともよくハマっている。所々で厚めのコーラスが入ってくるのが洋楽っぽく心地よい。

 

(この31分25秒あたりから。1曲目もオススメ。)

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磯部恭子「不純?」

磯部恭子「不純?」(1989年/ポニーキャニオン

作詞:岩室先子、作曲:羽田一郎、編曲:羽田一郎

 

全体的に歌謡曲風味というか最近の文脈でいうと和ブギーの範疇に含まれると思われるが、本ブログで紹介したのはDX-7Ⅱのベースがキラリと光る名曲であるのが理由である。BPMは125くらいと思われるが、スネアのタイミングがよくBPM以上のスピードを感じられるため、130台のBPMから落としてくる時に使えると共に、110台のBPMから上げてくるときにも使いやすい。

 

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PSY・S「From The Planet With Love」

PSY・S「From The Planet With Love」(1985年/CBSソニー

作詞:安則まみ、作曲:松浦雅也、編曲:松浦雅也

 

PSY・Sには名曲が多数あり悩んだが、1stアルバムからこの曲にした。なお、前身のバンド版やその後に発表された編曲版などがあるのだが、本ブログとしてはこのバージョンが最も紹介すべき価値があると判断した。

冒頭のベルのような音はLFOで細かく刻まれており、BPM以上のスピード感を受ける。リズムとベースはかなりタイトで、タメのあるスネアとわずかに遅れ気味のベースがいい味を出している。全体的に鳴っている音はDX-7か。ラップパートは非常に先鋭的で繰り返し聞きたくなる。またフィルインが凝っており、力の入れようを感じられる一曲。

 

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