Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

GWINKO「ハートが奇跡を待っている」

GWINKO「ハートが奇跡を待っている」(1991年/SONY) 作詞:松井 五郎、作曲:羽田 一郎、編曲:清水信之 よいしょと持ち上げるようなタイミングのスネアが面白い。これは恐らくBeep音との間によるものと思われる。歌を重視しているからかカウベルは控え目…

Digital Concept「Funky Dr.」

Digital Concept「Funky Dr.」(1981年/日本コロムビア) 作詞:さがらよしあき、作曲:石田かつのり、編曲:石田かつのり アラレちゃんDICSOのB面収録曲。81年の作品でエレクトロ・ファンクの時代とは若干外れる上、4つ打ちなのだがエレクトロ感があるため…

MELON「SERIOUS JAPANESE」

MELON「SERIOUS JAPANESE」(1985年/SONY) 作詞:中西俊夫・佐藤千賀子、作曲:MELON、編曲:MELON タメのあるスネアと流れるようなギターがグルーブの核。ブレイクでは、オーケストラヒットと「Pryda Snare」っぽい音のキレがよく心地よい。ネット上で発…

IKOSHIN「Morning Bell」

IKOSHIN「Morning Bell」(1984年/SONY) 作詞、作曲、編曲:IKOSHIN 冒頭から強烈なキックの連打。スネアは急かすような打ち方で緊迫感が高まる。ベースは本ブログにはしばしば登場する後藤次利氏。今回も抑揚を付けた素晴らしい演奏を披露している。その…

崎谷健次郎「愛されてもいない -ハーレムの天使達-」

崎谷健次郎「愛されてもいない -ハーレムの天使達-」(1986年/ポニーキャニオン) 作詞:秋元康、作曲:崎谷健次郎、編曲:崎谷健次郎 この時代にしては音圧が高めのマスタリングが心地よい。スネアはアタックが強めなところから、ぐっと減衰していくところ…

Apogee & Perigee「真空キッス」

Apogee & Perigee「真空キッス」(1984年/アルファ) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣 冒頭部はスネアの位置でクラップが鳴る。このクラップのタメ&ディケイがビートとぴったりで心地よい。2コーラス目からは僅か1音スネアが入るだけなの…

川村康一「SHIRLEY (SPECIAL UP TOWN MIX)」

川村康一「SHIRLEY (SPECIAL UP TOWN MIX)」(1990年/BMG) 作詞:川村康一、作曲:川村康一、編曲:岩崎文紀 スネアの音がかなり長いため、ディケイ~リリースタイムの余韻を十分に楽しみながらグルーブに浸ることができる。メロディやボーカルも良いの…

鉄腕ミラクルベイビーズ「TALK SHOW」

鉄腕ミラクルベイビーズ「TALK SHOW」(1987年/フォーライフ) 作詞:尾関昌也、作曲:尾関昌也、編曲:加藤みちあき ベーシックなキックに加え、比較的タイトなスネアが長/短の順に鳴る。ここに音階のはっきりしないベース音が絡む。これだけで抜群のグル…

渡辺信平「RED SHOES」

渡辺信平「RED SHOES」(1990年/バップ) 作詞:栃内淳、作曲:渡辺信平、編曲:渡辺信平 1回毎に強弱や長さを変えたスネアに引き込まれる。キックは控えめだがベースとセットで心地よいグルーブ感を形成している。加えてオケとボーカルの絡みが完璧で、シ…

谷村有美「シンデレラの勇気」

谷村有美「シンデレラの勇気」(1990年/CBS SONY) 作詞:谷村有美、作曲:西脇辰弥、編曲:西脇辰弥 タイトなスネアに軽妙なメロディーがマッチしている。32分音符で入るBeep音が非常に個性的で、空間の隙間を埋める働きだけでなくグルーブ感を支える役割…

将軍KYワカマツ「ストロング・マシーン We are No.1」

将軍KYワカマツ「ストロング・マシーン We are No.1」(1985年/キングレコード) 作詞:若松市政、作曲:羽毛田丈史、編曲:Afrika TR-909のリズムにアナログシンセのベース音がピッタリフィット。一聴すると雑に聞こえるが、部分的にスネアとクラップ音を…

Jadoes「Cool」

JADOES「Cool」(1986年/コロムビア) 作詞:斉藤謙策・真沙木唯、作曲:藤沢秀樹、編曲:角松敏生 コンプレッサーの効いたベースとリズムの絡みが心地よい。ここに4小節に1回「タッタタ」と入るスネアが気分を盛り上げる。左右にパンするハイハットもほぼ…

平松愛理「Single is Best!?」

平松愛理「Single is Best!?」(1993年/ポニーキャニオン) 作詞:平松愛理、作曲:平松愛理、編曲:清水信之 早めのBPMに軽めのスネアが心地よい。スネアは打つたびに微妙にベロシティを変えてあるところも好感触。ハイハットは地味に鳴っているのみでグル…

矢野有美「Cupid Girl」

矢野有美「Cupid Girl」(1985年/アルファ) 作詞・作曲:Darren Hatch・Ginko・Tayx、訳詞:真名杏樹、編曲:国本佳宏 My Mineのカバー。原曲はニューウェーブ色が強いのに対し、本曲はキーを低くした上で、タメを作って動くベースが良い味を出しており、…

F.O.E「Return Of Body Snatchers (Exterminated mix)」

F.O.E「 Return Of Body Snatchers (Exterminated mix)」(1984年/テイチク) 作詞:細野晴臣・PETER BARAKAN、作曲・編曲:細野晴臣 この曲を選ばずとも、アルバム「FRIEND or F.O.E?」にはエレクトロビートを使用した曲が収録されている。にもかかわらず…

爆風スランプ「嗚呼!武道館」

爆風スランプ「嗚呼!武道館」(1985年/SONY) 作詞:サンプラザ中野・パッパラー河合、作曲・編曲:バ・ナ・ナ 絶妙な長さと軽さを持ったスネアが心地よい。キックは一般的なサウンドであるが時おり連打されるところが印象的。ここに強烈なベースが絡む。…