1990年
永田真代「Bad Boy」(1990年/FORLIFE) 作詞:許瑛子、作曲:関根安里、編曲:大村雅朗 この曲はエレクトロ・ファンクではなく、いわゆるニュージャックスイングであるため、厳密に言うと本ブログの取り扱い対象ではないのかもしれないが、リズムの打ち方…
CoCo「春・ミルキーウェイ」(1990年/PONYCANYON) 作詞:吉澤久美子、作曲:小室哲哉、編曲:西脇辰弥 切なげなシンセ・リフ。限界まで音を削ぎ落としたスネア。リズムなのかシンセなのか判然としないシーケンスフレーズ。これだけでグルーブ感は十分なの…
矢萩渉「冒険者」(1990年/キティレコーズ) 作詞:村上明彦、作曲:矢萩渉、編曲:矢萩渉 安全地帯のギタリスト、矢萩渉氏による作品。ギタリストの作品だけあり、Bメロ?においてギターのカッティングでリズムパートを支える様子や、サビ部分でディストー…
FLEX「GINA GINA」(1990年/ユニバーサルミュージック) 作詞:長原裕三 作曲:CHOKKAKU 編:FLEX 打ち込みではなく生っぽいサウンド。ニュージャック寄りのハネたファンクだが、決して尖ってはおらず、うまいことポップスとして仕上がっている。スネアは比…
黒沢律子「純哀」(1990年/テイチク) 作詞:小林まさみ、作曲:中崎英也、編曲:三好俊彦 若干ウエットなベースが全体のグルーブ感を十分に支えている。曲全体の雰囲気は、比較的しっかりと入ったキックと、長めのスネアによるものか。ボーカルの声質はア…
中村由真「もしかしたら!」(1990年/Vap) 作詞:青木せい子、作曲:野村春稔、編曲:鷲巣詩郎 冒頭から雰囲気を一気に盛り上げるのは裏で鳴るカウベルとリムショットの乱れ打ちである。スネアには特段の工夫はないものの、重めで長いためBPMが遅めの楽曲…
川村康一「SHIRLEY (SPECIAL UP TOWN MIX)」(1990年/BMG) 作詞:川村康一、作曲:川村康一、編曲:岩崎文紀 スネアの音がかなり長いため、ディケイ~リリースタイムの余韻を十分に楽しみながらグルーブに浸ることができる。メロディやボーカルも良いの…
渡辺信平「RED SHOES」(1990年/バップ) 作詞:栃内淳、作曲:渡辺信平、編曲:渡辺信平 1回毎に強弱や長さを変えたスネアに引き込まれる。キックは控えめだがベースとセットで心地よいグルーブ感を形成している。加えてオケとボーカルの絡みが完璧で、シ…
谷村有美「シンデレラの勇気」(1990年/CBS SONY) 作詞:谷村有美、作曲:西脇辰弥、編曲:西脇辰弥 タイトなスネアに軽妙なメロディーがマッチしている。32分音符で入るBeep音が非常に個性的で、空間の隙間を埋める働きだけでなくグルーブ感を支える役割…