Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

PSY・S「From The Planet With Love」

PSY・S「From The Planet With Love」(1985年/CBSソニー) 作詞:安則まみ、作曲:松浦雅也、編曲:松浦雅也 フェアライトを使用したというシンセの音が特徴的。黒電話の呼び出し音のような金属的な、それでいて柔らかい音色にLFOのような効果をかけ、更に…

新田一郎「SAGA」

新田一郎「SAGA」(1985年/ラジオシティ) 作曲:新田一郎、編曲:新田一郎 トランペットがメインの曲で、強烈なテーマ部分がまず耳に残るのだが、同じくらい主張しているのが、長くそして重いスネアである。アタックからディケイまで文句の付け所がないが…

永田真代「Bad Boy」 

永田真代「Bad Boy」(1990年/FORLIFE) 作詞:許瑛子、作曲:関根安里、編曲:大村雅朗 この曲はエレクトロ・ファンクではなく、いわゆるニュージャックスイングであるため、厳密に言うと本ブログの取り扱い対象ではないのかもしれないが、リズムの打ち方…

仲村知夏「Blacklist」

仲村知夏「Blacklist」(1998年/レーベル追記予定) 作詞:田中俊、作曲:杉山洋介、編曲:追記予定 どちらかというとロック/ポップス色の印象が強いアーティストであるが、本曲のようにしっかりビートが入った作品も少なくない。連打されるキックと、同じ…

村上ユカ「ブランコ」

村上ユカ「ブランコ」(1998年/THINK SYNC RECORDS) 作詞:村上ユカ、作曲:村上ユカ、編曲:田尻光隆・村上ユカ 当時流行っていたブレイクビーツ調のポップスの流れからこういったリズムになったと思われるのだが、非常に丁寧な打ち込みを行っており、オ…

広瀬翔「ホワッツ・ユー~WHAT'S YOU~ 」

広瀬翔「ホワッツ・ユー~WHAT'S YOU~ 」(1986年/Victor) 作詞:松本一起、作曲:小森田実、編曲:鷲巣詩郎 アニメ「トランスフォーマー2010」のEDテーマ。和・エレクトロとしてはあまりにポイントを押さえた楽曲であることから、色々と分かった方が2010…

JULLAN「ELECTROMANCE」

JULLAN「ELECTROMANCE」(1985年/サウンドデザイン) 作詞、作曲、編曲:JULLAN マシンビートがとにかく心地よいが、その中でもキックとスネアが際立っている。音自体のタイトさも良いが、適度にズレたタイミングも出色の出来。ここに控えめなシンセとエフ…

岡本舞子「ファッシネイション」

岡本舞子「ファッシネイション」(1986年/Victor) 作詞:松井五郎、作曲:山川恵津子、編曲:山川恵津子 なにかのパラメーターが過剰なベース音、ピッチが外れているような、ぎりぎり合っているような緊張感があり、ボーカルそっちのけでベースにばかり耳…

井上陽水「愛されてばかりいると」

井上陽水「愛されてばかりいると」(1982年/フォーライフ) 作詞:井上陽水、作曲:井上陽水、編曲:川島裕二 タメのあるキックに強烈なアナログベース。トラックだけなら2000年ころのGigolo Recordsから出ても不自然ではないレベル。発売から40年近く経つ…

戸川京子「責任とってよ」

戸川京子「責任とってよ」(CBSソニー/1986年) 作詞:泉麻人、作曲:伊藤銀次、編曲:伊藤銀次 キックとスネアはなんの変哲もない音で、打ち込みも比較的淡々としている。ドキッとするのは動き回るベースと、冒頭のボイスサンプルのせいか。歌が入ってから…