Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

テクノ系エレクトロ歌謡

JULLAN「ELECTROMANCE」

JULLAN「ELECTROMANCE」(1985年/サウンドデザイン) 作詞、作曲、編曲:JULLAN マシンビートがとにかく心地よいが、その中でもキックとスネアが際立っている。音自体のタイトさも良いが、適度にズレたタイミングも出色の出来。ここに控えめなシンセとエフ…

F.O.E「DECLINE OF THE CITY」

F.O.E「DECLINE OF THE CITY」(1986年/テイチク) 作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣 厚いシンセリフにノックの効いたベース兼リズムパートのような音、スネアのデュレーションも完璧で、気持ちよくリズムに乗れる。テンポが遅いのに没頭してしまうような雰…

上野洋子「MORNING TIME」

上野洋子「MORNING TIME」(1991年/EMI) 作詞:谷山浩子、作曲:谷山浩子 メルヘンチックなオケと透明感のあるボーカルにかぶせるように緊張感のあるエレクトロ・ビートが入る。BPMが早い曲の場合スネアをタメるとかえってスピード感を削いでしまうことが…

Testpattern「Ryugu」

Testpattern「Ryugu」(1983年/Yen) 昨日に引き続きTestpatternの曲。私が知る限りでは「Yen Manifold Vol. 1」というコンピレーションアルバムに収録されている。 デトロイト・テクノのようなふわふわしたパッド音が特徴的で、グルーブ感は16分で鳴るシー…

NOKKO「7 Ways to Love」

NOKKO「7 Ways to Love」(1993年/Sony) 作詞:Peter Wiggs/Bob Stanley/NOKKO(日本語詞) 作曲:Peter Wiggs/Bob Stanley 編曲:St Etienne アルバム「THE BEST OF NOKKO」より。元ネタはCola Boy の「7 Ways To Love」で、1991年ころの作品。4つ打ちで…

KEDGE「Chime」

KEDGE「Chime」(1988年/NECアベニュー) 詞:杉本直子、作曲:冨田恵一、編曲:冨田恵一 現在では「冨田ラボ」として有名な冨田恵一氏のデビュー作。不思議な曲で何故グルーブ感があるのかうまく説明できないのだが、おそらくスネアというよりは小気味よく…

TPO「HOSHIMARU音頭」

TPO「HOSHIMARU音頭」(1984年/CBSソニー) 作詞:阿久悠、作曲:安西史孝、編曲:TPO 切れのあるスネア、タイトなビート、それに流れるようなメロディがとにかく気持ちいい。オープニング・間奏とBメロに入っている電子ドラムも特徴的。グルーブ感はスネア…

黒木香「時からの誕生」

黒木香「時からの誕生」(1987年/テイチク) 作詞:荒木とよひさ、作曲・編曲:江夏健二 トラックは極めてシンプル。特にベースは2パターンほど。とはいえボーカル(というか声)がひたすら展開するため飽きることはない。スネアはサスティン部分が独特でう…

濱田マリ「涼しい私」

濱田マリ「涼しい私」(1997年/ポリスター) 作詞・作曲:山口美和子、編曲:杉山勇司・山口美和子 エレクトロビートというものは全く進歩しないところが個性であり、また存在意義でもある(wikipediaにも「基本的なスタイルは1980年代初期のそれと変わって…

ウパ(尾崎亜美)/チェイン「Wuper Dancing(ウーパーダンシング)」

ウパ(尾崎亜美)/チェイン「Wuper Dancing(ウーパーダンシング)」(1985年/ポニーキャニオン) ウパ版⇒ 作詞:尾崎亜美、作曲:尾崎亜美、編曲:尾崎亜美 チェイン版⇒ 作詞:尾崎亜美、作曲:尾崎亜美、編曲:あかのたちお CM版⇒ 作詞:尾崎亜美、作曲…

Digital Concept「Funky Dr.」

Digital Concept「Funky Dr.」(1981年/日本コロムビア) 作詞:さがらよしあき、作曲:石田かつのり、編曲:石田かつのり アラレちゃんDICSOのB面収録曲。81年の作品でエレクトロ・ファンクの時代とは若干外れる上、4つ打ちなのだがエレクトロ感があるため…

MELON「SERIOUS JAPANESE」

MELON「SERIOUS JAPANESE」(1985年/SONY) 作詞:中西俊夫・佐藤千賀子、作曲:MELON、編曲:MELON タメのあるスネアと流れるようなギターがグルーブの核。ブレイクでは、オーケストラヒットと「Pryda Snare」っぽい音のキレがよく心地よい。ネット上で発…

IKOSHIN「Morning Bell」

IKOSHIN「Morning Bell」(1984年/SONY) 作詞、作曲、編曲:IKOSHIN 冒頭から強烈なキックの連打。スネアは急かすような打ち方で緊迫感が高まる。ベースは本ブログにはしばしば登場する後藤次利氏。今回も抑揚を付けた素晴らしい演奏を披露している。その…

Apogee & Perigee「真空キッス」

Apogee & Perigee「真空キッス」(1984年/アルファ) 作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:細野晴臣 冒頭部はスネアの位置でクラップが鳴る。このクラップのタメ&ディケイがビートとぴったりで心地よい。2コーラス目からは僅か1音スネアが入るだけなの…

F.O.E「Return Of Body Snatchers (Exterminated mix)」

F.O.E「 Return Of Body Snatchers (Exterminated mix)」(1984年/テイチク) 作詞:細野晴臣・PETER BARAKAN、作曲・編曲:細野晴臣 この曲を選ばずとも、アルバム「FRIEND or F.O.E?」にはエレクトロビートを使用した曲が収録されている。にもかかわらず…

3dl「From Still To The Birth」

3dl「From Still To The Birth」(1988年/NECアベニュー) 作詞:キャズ・カワゾエ、作曲・編曲:吉澤徹 宇宙空間を疾走するかのようなストリングスと柔らかなボーカルが曲の主役で、聴いた後に圧倒的な多幸感を覚える。曲の中盤からはベース音やリングモジ…