Japanese Machine Funk

主に日本のエレクトロ・ファンク調の曲を紹介するブログです。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中山美穂「人魚姫」

中山美穂「人魚姫」(1988年/キングレコード) 作詞: 康珍化、作曲: CINDY、編曲: ROD ANTOON 1音1音表情を変えるスネアに引き込まれる。拍数を16で数えるならば、曲の始まりから2拍目、6泊目、12拍目、14拍目については高らかに鳴るスネア、4拍目、8拍目、…

鮎川麻弥「SMILE」

鮎川麻弥「SMILE」(1988年/キングレコード) 作詞:鮎川麻弥、作曲:杉山卓夫、編曲:杉山卓夫 淡々としたスネア+ベースとシンセが同時に鳴る部分の組み合わせがグルーブ感の肝となっている。ポイントで入るエンソニック系のブラスの使い方も上手い。前向…

ZOO「Native」

ZOO「Native」(1991年/FORLIFE) 作詞:中西圭三、作曲:中西圭三、編曲:岩崎文紀 比較的遅めのBPMであるにも関わらず、スネアのタメにボリュームの上下+タイトなベースに加え、ポイント毎にはいる16分音符でグルーブ感は十分(なお、以下のリンク版はエ…

シルバード~時を渡る翼~

シルバード~時を渡る翼~(1995年/NTT出版) 作詞、作曲、編曲:光田康典 クロノトリガーの飛空艇(タイムマシン?)の曲である。ゲーム音楽にしては珍しくビートが凝っており、冒頭が4つ打ちであとはエレクトロビートっぽいリズムで進行する。スーパーフ…

Motocompo「Listen」

Motocompo「Listen」(2000年/ポリスター) 作詞、作曲、編曲:Dr.Usui 2000年前後特有の刺さるように硬いサウンドのリズムパートが心地よい。グルーブ感は主にシーケンスフレーズの抑揚とハイハットの休符で出している。曲自体はシンプルな構成だが、細か…

EXPO「電影少年 -VIDEO BOY-」

EXPO「電影少年 -VIDEO BOY-」(2013年/桃源響RECORDS) 作詞:Mr.麿/TURBO、作曲:DATA、編曲:不明 ボーカルとストリングスに注意して聞くと耽美でゆったりした雰囲気に思えるが、16分音符で入るシーケンスフレーズとスネアが非常にリズミカルで、踊れる…

ポール・ハードキャッスル feat. 小林完吾「19」

ポール・ハードキャッスル feat. 小林完吾「19」(1985年/東芝EMI) 作詞、作曲、編曲:ポール・ハードキャッスル、日本語訳:ランディ竹内 トラック自体は原曲のまま。単に日本語のナレーションが入っただけであるため、邦楽と言ってよいか悩んだが、和テ…

The Targets「D.D.B.東京~I Like The City~」

The Targets「D.D.B.東京~I Like The City~」(1982年/テイチク) 作詞:RYOKO、作曲:河野良、編曲:河野良 カテゴリーのジャンル分けに非常に困った一曲。結局「ニューウェーブ系エレクトロ歌謡」というカテゴリーを作ってしまった。スネアはディレイが利…

玉置浩二「なんだ!!」

玉置浩二「なんだ!!」(1987年/Kitty) 作詞:松井五郎、作曲:玉置浩二、編曲:玉置浩二 曲の入りこそ4つ打ちかつ若干ラテン系な雰囲気だが、各小節にスネアが入ると突然エレクトロ感が増すのが不思議である。この理由はおそらく、3拍目でキックが続けて…

田辺一鶴「究極の選択」

田辺一鶴「究極の選択」(1989年/トーラス) 田辺一鶴、作曲:The JG’s、編曲:The JG’s 部分的にピッチを変化させた声にエレクトロっぽさを感じる。スネアは典型的な2拍目と4拍目に変化をつけたタイプのもので比較的単調だが、とにかく声が個性的で最後ま…